【MTG】決勝:荻野航平(群馬)vs.丸山 至之(群馬)
【MTG】決勝:荻野航平(群馬)vs.丸山 至之(群馬)
Written By Kyoji Shimizu
彼らは欲している。

権利とか、賞品なんかじゃない"現実"

108人の頂点"優勝"の二文字。



限度いっぱいまで戦う…どちらかが完全に倒れるまで…



GAME1
丸山の《光袖会の収集者(AER)》と《不屈の追跡者(SOI)》が《ピーマの改革派、リシュカー(AER)》のバックアップの元、荻野のライフを削っていく。
その間にも、《霊気圏の収集艇(AER)》からのエネルギー供給で、リソースには事欠かない。

《導路の召使い(KLD)》からの理想的な滑り出し。
だが、不運にもマナスクリューに陥った荻野は、3枚目の土地を置く頃にはライフは風前の灯。
《実地研究者、タミヨウ(EMN)》だけでは抑えきれない。



丸山は、手を抜かない。



テーブルに座る彼に失礼だ。
俺たちが、取ったり取られたりしているのは"ライフ"じゃない…


「プライド」なんだ…


荻野0-1丸山

GAME2
1戦目、アドバンテージと勝利に貢献した《光袖会の収集者(AER)》だが、丸山の元へと3枚目の土地をもたらしてはくれない。


《ならず者の精製屋(AER)》達は、《生命の力、ニッサ(KLD)》を連れて、丸山のライフを根こそぎ奪う。


マジックの本質であるところの…理不尽な死…
マナスクリュー…それもまた醍醐味…


荻野1-1丸山

GAME3
丸山は《霊気圏の収集艇(AER)》と《不屈の追跡者(SOI)》で幾つかのドローを手にして優位を築く。
一方の、コンボデッキは《つむじ風のならず者/Whirler Rogue》を並べるだけの緩やかな動き。


《新緑の機械巨人(KLD)》が飛行クロックを加速させると、天秤は一気に丸山へと傾く。


もう一度、ターンを渡せば瓦解する。
何とか持ちこたえている荻野は、《霊気池の驚異(KLD)》に祈りを込める。




相手の攻撃に合わせた、6枚の中には選択肢がある。




十分なエネルギーの元の《蓄霊稲妻(KLD)》
《霊気圏の収集艇(AER)》を墜落させてしまえば確実に2ターンは生き延びる事が出来る。

《サヒーリ・ライ(KLD)》
《守護フェリダー(AER)》さえ手にする事が出来れば大逆転。しかし、このターンしか生きられない。



荻野は悩む…
そして、彼の取った選択とは!?




「勝利とはリスクと等価交換で手にするもの…」



荻野2-1丸山

劇的なトップデッキと共に108人の頂点に立ったのは荻野航平!!
おめでとう!荻野!

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