【MTG】準決勝:丸山 至之(群馬)vs.須永 達也(群馬)
2017年2月20日 群馬CS
Written by Yohei Tomizawa
トップ4に残った段階で、この大会の目標自体は達成したといえるだろう。現時点でBMIQの権利は獲得となっているからだ。
本当にそれだけなのだろうか。権利が獲れさえすれば良いのであろうか。
いや、権利だけではない。勝利に飢え、勝利を求め、優勝者という唯一神を目指している者達だけが、ここまで勝ち残っているのだ。
ここで対戦する二人のデックは、アーキタイプ別に見れば、BG巻きつき蛇ということになるが、細部は異なっている。
丸山のデックは、《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》を4枚投入しており、的確にキャストすることで、大きなリターンが得られるようビートダウンに特化したBG巻きつき蛇。
須永のデックは、ミッドレンジ帯でのゲームを意識し《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》、《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter(BFZ)》という単発除去に強いクリーチャーと、《造命師の動物記/Lifecrafter’s Bestiary(AER)》のようなカードアドバンテージ獲得手段が多く投入されている。
優勝まで、後2勝。次に進むのは、どちらだろうか。
Game1
後手の須永が《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》でスタートし、丸山も《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》のエネルギーを増やしながら《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》をキャストする。
須永が2枚目のバリスタを追加した返し、丸山は、蛇のバックアップの元《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》をキャストする。
そして須永の《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》が《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》されてしまう。これは須永としても計算外のことであろう。
2枚目の《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》で《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》は除去するが、丸山が《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》の手がかりでドローを進めると、少しずつリソースに、差が生まれ始めた。
須永は《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》をキャストし、《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》へのカウンターに望みを託すが、丸山の手からは更に《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》が。
須永は出来る最善手として《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》をキャストし、残っていた分と合わせリシュカー3、巨人2とカウンターを配置する。
続く須永のターン、《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter(BFZ)》をブロッカーとして召喚し、残ったクリーチャーを攻撃に参加させる。無理なダメージレースにより、互いのライフは丸山5-4須永。
丸山は3体のクリーチャーで攻撃を宣言し、すり抜けた1体へ《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》がキャストされると、須永のライフは0を割った。
丸山1-0須永
Game2
須永の《造命師の動物記/Lifecrafter’s Bestiary(AER)》、丸山の《牙長獣の仔/Longtusk Cub(KLD)》がファーストアクション。
動物記のバックアップの元キャストされた《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》は、《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》され、《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury(KLD)》がキャストされる。
須永は、イニシアチブを握るため、動物記のマナを残さず、《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》、《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》とキャスト。
しかし丸山の動きは完璧だった。《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》により《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury(KLD)》へと3個のカウンターを配置し、5/6接死を作り上げる。
須永は、リシュカーで4点のダメージを与えたのち、《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》をキャストする。
丸山は、2枚目の《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》から《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》をキャストすると、再び須永のライフは0を割った。
丸山2-0須永
丸山 Win!
トップ4に残った段階で、この大会の目標自体は達成したといえるだろう。現時点でBMIQの権利は獲得となっているからだ。
本当にそれだけなのだろうか。権利が獲れさえすれば良いのであろうか。
いや、権利だけではない。勝利に飢え、勝利を求め、優勝者という唯一神を目指している者達だけが、ここまで勝ち残っているのだ。
ここで対戦する二人のデックは、アーキタイプ別に見れば、BG巻きつき蛇ということになるが、細部は異なっている。
丸山のデックは、《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》を4枚投入しており、的確にキャストすることで、大きなリターンが得られるようビートダウンに特化したBG巻きつき蛇。
須永のデックは、ミッドレンジ帯でのゲームを意識し《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》、《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter(BFZ)》という単発除去に強いクリーチャーと、《造命師の動物記/Lifecrafter’s Bestiary(AER)》のようなカードアドバンテージ獲得手段が多く投入されている。
優勝まで、後2勝。次に進むのは、どちらだろうか。
Game1
後手の須永が《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》でスタートし、丸山も《霊気拠点/Aether Hub(KLD)》のエネルギーを増やしながら《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》をキャストする。
須永が2枚目のバリスタを追加した返し、丸山は、蛇のバックアップの元《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》をキャストする。
そして須永の《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》が《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》されてしまう。これは須永としても計算外のことであろう。
2枚目の《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》で《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》は除去するが、丸山が《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》の手がかりでドローを進めると、少しずつリソースに、差が生まれ始めた。
須永は《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》をキャストし、《歩行バリスタ/Walking Ballista(AER)》へのカウンターに望みを託すが、丸山の手からは更に《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》が。
須永は出来る最善手として《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》をキャストし、残っていた分と合わせリシュカー3、巨人2とカウンターを配置する。
続く須永のターン、《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter(BFZ)》をブロッカーとして召喚し、残ったクリーチャーを攻撃に参加させる。無理なダメージレースにより、互いのライフは丸山5-4須永。
丸山は3体のクリーチャーで攻撃を宣言し、すり抜けた1体へ《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》がキャストされると、須永のライフは0を割った。
丸山1-0須永
Game2
須永の《造命師の動物記/Lifecrafter’s Bestiary(AER)》、丸山の《牙長獣の仔/Longtusk Cub(KLD)》がファーストアクション。
動物記のバックアップの元キャストされた《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》は、《致命的な一押し/Fatal Push(AER)》され、《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury(KLD)》がキャストされる。
須永は、イニシアチブを握るため、動物記のマナを残さず、《巻きつき蛇/Winding Constrictor(AER)》、《ピーマの改革派、リシュカー/Rishkar, Peema Renegade(AER)》とキャスト。
しかし丸山の動きは完璧だった。《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》により《豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury(KLD)》へと3個のカウンターを配置し、5/6接死を作り上げる。
須永は、リシュカーで4点のダメージを与えたのち、《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》をキャストする。
丸山は、2枚目の《新緑の機械巨人/Verdurous Gearhulk(KLD)》から《顕在的防御/Blossoming Defense(KLD)》をキャストすると、再び須永のライフは0を割った。
丸山2-0須永
丸山 Win!
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